こんにちは!          今日もいい塩梅ですか?


by minmei

<   2013年 01月 ( 8 )   > この月の画像一覧

肥樽

当時わたしが見た「肥樽」は
直径が3,40センチぐらいで
高さが7・80センチぐらいだったように記憶する。
家の後に回れば北向きのそこにお便所のマンホール。
そこから取っ手の長い柄杓のようなもので
母が肥をすくい、その樽にいくつも詰めていた。
そして父がそれを耕運機に積んで
隣の村の外れの、山ともいえない低い山の頂上の拓けた場所の
もうひとつの我が家の畑まで運ぶ。
耕運機を道路に停め、畑までは茂みの中をちょっとばかし
くぐって行かなければいけない。
獣道にも似たその鬱蒼とした茂みの中を
肥樽の積まれた一輪の手押し車を押して母は歩きだす。
そしてその後をついて歩くわたし。
これは余談だが、特に小さい頃の思い出には
いろんな場所をこうやって母の背中を見ながら歩いているのが多い。
考えてみれば皆子供はお母さんの後を追いながら歩いているのだろう。
茂みの中を歩いていると
母の履いている長靴が何かを踏んだ。
枯れ葉や松葉や小枝にまぎれてそこには
まだ小さいマムシが、踏まれて咄嗟にとぐろを巻いて
今にも母に飛び掛っていきそうな雰囲気だった。
しかし母は全く動じず、そこいらの枝か何かでサッとはらい
わたしを通してくれた。
茂みをぬけるとパーっと青空が大きく広がった。
地元の地形は山に囲まれているので
都心の立ち並ぶ高層ビルではないが、地元の空も狭く感じたものだ。
しかしここは青空が広がる低い小山の頂上
平地ではないので畑の広さは限られるが
そこは明るくそして緩やかな傾斜に作られた畑だった。
運んできた肥やしをまいて父や母が野良仕事をはじめた。
わたしは傍でそれを何とはなしに見ていると
茂みの奥からケーン!ケーン!と動物の鳴き声。
その当時わたしはキツネがコーンコーンと鳴くと聞かされていたけど
ホントはケーンケーンと鳴くんだと勝手な解釈で
しばらくはそう思い込んでいたが
実はその泣き声はキツネではなくてキジだと気づいたのは
だいぶ経ってからのことだった・・・・。



もはや今となってはそこの畑はもうない。
だいぶ前からない。
それと浜にもあった畑ももうない。
今は母屋の横に家で食べる分だけ作れる程度の
わずかばかりの畑がひとつ。

それも

終わってしまうのだろう。

弟が春に耕さなければ・・・。


f0226953_1421475.jpg

  これは畑とは関係ないけど箒草。実家周辺にぽんぽん生えてる。




しかし漁業と畑と民宿と・・・
どうりで忙しい家だったわけだ。
私には到底真似などできるはずもない。
[PR]
by minmei316 | 2013-01-31 14:11 | 実家(宮古) | Comments(6)

幸せの大雪

昨日から今朝にかけてま~ひっきりなしに
成人式のお着物を着たお嬢さん方とともに
関東の大雪の報道が告げられていた。
どこぞのテレビ局のアナウンサーさんだったか
凍った地面に手をあてて
「見てください!!!地面が凍っております!!!」
わたしにしてみれば
「だから何なんだ!」と言いたいところだが
やはり雪に慣れていない都心では大変なことなのだろう。
ま、そういうわたしも川崎に10年ほど住んだことがあるのだが
確かに関東方面で雪が積もることは珍しいことだった。
そこでだ!
すっかり忘れていた記憶を思い出した。
アナウンサーがテレビの向こう側で叫んでいた。
「この雪は1996年以来の大雪です!!!!」
ん?1996年?・・・・。
ひとつの光景が走馬灯のように浮かんできたのです。
当時の積雪は確か20センチぐらいはあったのではなかろうか。
仕事の帰り、職場を出てちょっと行ったところの角に
その時はまだ付き合っていた今のダンナが雪の中待ってくれていた。
寒空の中優しく迎えるダンナの微笑み
突然の事にびっくりしながらも無邪気に喜ぶわたし
そしてふたりは手を繋いで仲良く家路を歩いて帰った。
降りしきる雪も二人の周りだけは熱すぎて溶けてしまったとか、しまわなかったとか
といった甘酸っぱく初々しい幸せな記憶。
一緒に歩いて帰ったなど、あれが最初で最後だったような気がする。
何せ、当時勤めていた職場は社内恋愛はご法度
二人で外を出歩くなど、とんでもない話
デートなるものをする時はなるべく待ち合わせを遠くに決めて現地集合
しかし殆どが芸能人並にマスコミを避けてあまり出歩かず
ダンナの部屋にこもって愛をはぐくんだのである。
とまぁよく、こっ恥ずかしくなく言えたもんだ!(我ながら感心する
それがめでたくあの大雪の降った年の春に結婚をしたのだ。
一人暮らしのときは自分のアパートはその逆方向に向かうのだが
その例の記憶では一人暮らしの方向ではなく
すでに一緒に住み始めた新居方面に向かって歩いて行ったから絶対間違いない。
そういう状況での幸せを運んできた大雪だったのだ。

あの頃のダンナの優しさは今でも変わらない。
しかしその優しさに慣れすぎている今の自分がいる。

今夜の夕飯はダンナの好きなものでも作ろうかなぁと
ちょっと思った今日この頃である。


f0226953_1008100.jpg

          当時の写真 若い
[PR]
by minmei316 | 2013-01-15 15:25 | 家族 | Comments(26)

ペットを飼うということ

いやなものを見た。

銀次郎君と散歩をしたらお客様とばったり会い
少しばかり立ち話をしていた。
すると急にいつになく強い力で銀次郎君がリードを引っ張った。
どうしたかと銀次郎君に目をやり
そして彼の見ている先を見たら
向こう側の道路の信号で止まっている2台目の軽自動車
後ワイパーにリードを引っ掛けられたまま
繋がれているミニチュアダックスフンドが
足も立てずにぐったりしている。
一瞬目を疑った。
びっくりした。
激しくショックを受けた。
まさに虐待を目の当たりにしているようだった。
しかし私たちが気が付いた直後、後ろに着いた車の人が外に出てきて
飼い主の運転席の窓をたたきながら
「ちょっと、後に犬が繋がれてますよ!」
「血が出てますよ!」と知らせ
すぐさま飼い主が「こりゃ、よわったー」 (こりゃまいった)
と、頭を抱えて出てきた。
どうやら虐待ではないようだが
しかし出てきたのはお爺さんだった。
高齢の方だとわかって初めて
車の後ろにもみじマークが貼られているのに気づいた。
リードを引っ掛けたまま忘れてしまってここまで引きずってきたのだろう。
なんとも複雑である。
リードをワイパーから外したお爺さんはそのまま
ワンちゃんを歩かせた。
わんちゃんはヨタヨタと歩き後部座席に乗せられた。
「何で抱いてやらないんだ!バカヤロー!」
気づいた瞬間からずっと横で罵声を上げていたお客様が
ついに大声を立てて怒鳴った。
わたしとしては複雑だった。
決して悪気はなかったんだろうけれど・・・忘れた。
しかし忘れること自体がやはり問題だとは思うが。
「あんなのは動物を飼う資格などない!だから人間って嫌いなんだ!」
そのお客様はブラジル人で普段から近所の人に差別的なことを受けているらしい。
自分の感情も相まって「人間って嫌いなんだ」と言っているようだった。
走り出した車はそのまま交差点真っ直ぐ進んで行った。
動物病院は今来た道の逆方向1分とかからないところにある。
「何ですぐ病院に連れて行かないんだ!あ、ほら、そのままスーパーに入って行った!
 全く信じられないよ!アイツはペットよりも買い物が大事なのか!!」
確かにそれはありえん。
普通ならそこでUターンできないのであれば
一番近道はその信号を右折か左折してぐるっと回ればすぐなのに
あの人は真っ直ぐ行ってスーパーの駐車場に入っていった。
それでもわたしはあのお爺さんをどうしてもかばいたくて
ボロのチョンのとお客様はけなしていたけど
心のどこかでスーパーの駐車場でUターンしてくれることを期待した。
そしてお客様とはそこで別れ、わたしはスーパーへと歩いた。
出てこない。なかなかおじいさんの車が出てこない。
とうとう駐車場まで来てしまった。
そしたら丁度あのお爺さんがスーパーから出てきたではないか。
ガッカリだった。一縷の望みも途絶えたか。
手に何かを持っている。目を凝らして見てみれば
それは豆腐2丁。
奥さんに今すぐ買ってきてと頼まれたのだろうか。
お客様が言っている通りだった。
あのお爺さんはペットよりも奥さんが怖いのだ。
だけどきっと、豆腐を買っていっても
家に帰ったらどっちみち、この惨事を奥さんに怒られるのは間違いない。

駐車場に車は斜めに停められ
すこし小走りだったのは
やはり悪気はなかったということだけは確かだけど

でも可愛いペットを忘れてしまうようならば
お客様が言ってるように飼う資格はない
飼わないほうが安全だ。









しかしホントあのワンちゃんが可哀想でしょうがなかった。
[PR]
by minmei316 | 2013-01-13 18:48 | Comments(10)
f0226953_12335958.jpg

いつも思うのですが二十歳っていいよね
若くって初々しくていいよね
お肌つるつるでいいよね
元気いっぱいでいいよね

今日成人を迎えた皆様へ
改めておめでとうございます
未来から送られた使者たち
どうか、私らが老人になったときは
住みやすい社会をつくってちょうだい!


毎年のことだけど
まだまだ仕事が未熟な私は
年明け早々からずっとこの日まで緊張しておりました

そして何事もなく無事に終えた今
緊張から解き放たれ
すっごく気持ちいい開放感を味わっております


あーーー、ようやく終わった。
[PR]
by minmei316 | 2013-01-13 12:59 | 仕事 | Comments(2)

コマ送り

f0226953_19105498.jpg

こ・ま・お・く・り・も・で・き・ま・す・よ!

昔、そんなCMありませんでしたっけ?

コマ送りをどうぞ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
[PR]
by minmei316 | 2013-01-11 19:28 | 銀次郎散歩道 | Comments(2)

かわいい銀次郎君

かわいいね~
ほんとかわいい
銀ちゃん何でそんなにかわいいの~


猫のように丸っこくなって眠っている銀次郎君に
ねちねちと擦り寄って顔をくっつけては
何十回も何百回もそう言っているが


f0226953_15574093.jpg



そんな時の銀次郎君の顔は

こんな顔なんだ。

迷惑そう・・・・。
[PR]
by minmei316 | 2013-01-09 16:03 | 銀次郎散歩道 | Comments(8)

ドキドキ・・・

さしずめ今のわたしの心境をお伝えするとするならば





常にドキドキしている。といったところでしょうか・・・




ドキドキといっても例えば不整脈が・・・とか
そういう病気をわずらっているわけではありませんし

あるいはダンナを差し置いて、また新たな恋わずらいで
ドキドキしている訳でもございません。


近々また成人の日がやってきます。
成人式に向けてのお着付けセットのご予約が入っております。


「なぜ慣れぬ?」

毎年この時期になりますと
常にドキドキしながら緊張しているのであります。

いつまでたっても慣れないわたしです。orz


f0226953_15235379.jpg

  (一昨年ご予約いただいた子です)
[PR]
by minmei316 | 2013-01-09 15:30 | Comments(4)

遅ればせながら・・・

皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

f0226953_18254697.jpg

             (ダンナの友人T氏のお宅の工房にて)

久しぶりに来たら南部鉄瓶が置いてあった。
薪ストーブの火力でお湯がぐつぐつと沸き
寒い小屋の中に白い蒸気が勢いよく上がっていた。

これは昔なんとはなしにただぼんやりと眺めていた
実家の居間にあったそのそれとよく似た情景だった。




また今年も実家の話が多く登場するかもしれない。
金沢に居るのに実家のことばかり。
実家を思う。
過去を思う。
ふと、これは後ろ向きになっているのではないかと問いかける。
わたしにはわたしを取り巻く身近な人たちと
前を向いて進むべき道がそこにあるのに
わたしは一応は体を正面に向かせながら
首は後ろをチラチラとチラ見している・・・・。


ま、チラ見ならいいか!

チラ見でとどめておかなければ・・・。
それこそヤバいでしょ^^


あややん(高一)も先日の個人面談で
「このまま行くと(成績)落第です。」と言われたばっかりだしね。
沈んでもいられねっつーの!
[PR]
by minmei316 | 2013-01-05 19:04 | Comments(6)