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   こんにちは!          今日もいい塩梅ですか?


by minmei

最近は・・・

突然ですが、
が、
最近では帝王切開のオペ中のついでに
脂肪もえぐりとってくれるそうな・・・・(お客様情報)



思い起こせばあれは十数年前
二人の子供を出産したわたしですが
どちらも帝王切開でございました・・・
一応は両方普通分娩を試みたのですが
どうやらわたしの子宮口は締りがよいのか何なのか??
固く閉ざされ、なかなか開かず
そうこうしているうちに子供の心音が危うくなるという始末
結局のところ急遽帝王切開へと変更 というパターンでございました
帝王切開というものは出産は楽だが後が酷い
いやいやいやいや・・・
わたしの場合は人並みに陣痛の苦しみも味わいながらの帝王切開なので
先も後も苦しみを味わっているのでございます
陣痛促進剤、一袋では効かず二袋に到達
最後は30秒おきの陣痛に襲われ気を失いかけました
途中からお医者様は深刻なお顔つきで
「子供さんの容態がどうのこうの・・・・・」
長い長い説明の後に帝王切開の承諾を得る
はいはい。もう何でもいいから、早く、どうにかしてください!
お願いしますからーーーーーーっっ!
そんな気持ちでした。
わたしから承諾を得たお医者様
「それではご主人にも、この経緯を伝えて・・・」
え、マジで。外で待ってるダンナにまた同じ長い説明を??
わたしは泣きそうになりました
いや。正確には既に陣痛の痛さに泣いておりましたが・・・

しばらくして、あまりにも酷い陣痛に気が遠くなりかけていたわたしは
脊髄に局部麻酔を打たれ、下半身が麻痺していくにつれて
だんだん意識の方は覚醒されていきました
手術は粛々と執り行なわれ、その間わたしは
お医者様のメガネに反射して写る
自分のおなかの中の切開されて血みどろなグチャグチャを
冷静になって見ていたのを思い出します

そして、いざ、子供が子宮から取り出される瞬間
上に引き上げられる感覚と共にわたしの腰も一瞬浮きました
わたしの体内にまるで吸着しているかの如く子供の体がいよいよ引き離される瞬間
用水なのか血液なのか、とにかく何らかの液体の中に空気が入ったのでしょう
ゴボゴボゴボッという音とともに
赤いというか、ムラサキというかの色に包まれ
また白いカスの様なものを所々に付けた
まさにそれは見るからにグロテスクなのだろうけれど
だけどそれはそれは何とも可愛い、小さな生命の誕生に感動したものです
ダンナとわたしの遺伝子によって作られた生命体に神秘を感じました
不思議だな~と思いました・・・


そしてそんな感動もつかの間
お医者様は慌ただしく切開した所をせっせと閉じていく作業を始めた
その閉じていく時だ
やおらわたしの腹部の肉の裏(内側)を覗き込み


「凄い脂肪の量だなー」と、一言・・・・


だからと言って、それをどうするわけでもなく
その脂肪はまた大事に体内にしまわれてしまったのだった・・・



あの時もし
今のような施術が可能だったら・・・

少しは容姿もマシだったろうに・・・


でも大事なのは子供!
五体満足、無事に生まれてきたのならそれでいいじゃないかと
自分に言い聞かせている・・・
by minmei316 | 2011-06-22 19:20